はじめに
今年も様々なアスリートが感動を与えてくれた1年でしたね。
個人的に特に注目だったのは、大相撲九州場所の千秋楽でついに大関昇進を果たしたウクライナ出身の安青錦関(あおにしき)関。来日からわずか3年ほどで、史上最速という快挙でした。
彼の持つバックグラウンドも含め、その活躍に胸を打たれた方は多かったのではないでしょうか。
母国は戦争、言葉も文化もまったく違う日本で一から挑戦する——。
そんな逆境を乗り越えてきた安青錦関を見て強く感じたのは、「行動を起こす」ことの大切さでした。
再就職したい、転職したい、でも年齢やブランクが気になる…。
私自身もよく尻込みしてしまいます。
だからこそ今日は、逆境を突破してきた安青錦関の「行動」に注目して、“動き出す勇気”をもらいましょう!
安青錦関ってどんな人?
安青錦関(本名:安青錦 新大/あらた)は2004年生まれ。
幼いころから柔道・レスリングに取り組み、7歳で相撲を始めました。
10代の頃には世界ジュニア相撲選手権3位、レスリングでも国内優勝経験があります。
2022年、戦禍を逃れる形で来日。関西大学で稽古を重ね、その後安治川部屋に入門。
新入幕後は5場所連続で二桁勝利を挙げ、圧倒的なスピードで大関へと駆け上がりました。
私たちも参考にしたい安青錦関の具体的アクション2つ!
(※ここではあえて”稽古”以外に注目しています)
率直に助けを求めた
「Can I fly to Japan?(日本へ行くことができますか?)」
2022年、ウクライナの情勢が一変した頃、かつて相撲の国際大会で出会った日本の友人、山中新大さんとのやり取りの中で、安青錦関は「日本へ行くことができますか?」というメッセージを送りました。
SNSで交流してきたとはいえ直接会ったことはほとんどない相手に助けを求める一言を送るということ。望んだ返事がもらえる保証はなく、文化も言語も未知の国。
でも、好きな相撲を続けたい一心でその一歩を踏み出しました。
このメッセージを受けて山中さんは、家族に相談し、関西大学にも掛け合い、安青錦関を迎える準備を整えたと言われています。(安青錦関の新大さんというお名前は、山中さんへの敬意を込めて付けたお名前なんだとか。涙)
山中さんの人柄の素晴らしさは言うまでもありませんが、安青錦関が率直に「日本に行けますか?」というメッセージを出したことも非常に意味のあることでした。
「誰かに助けを求める」
それは、簡単に見えてとても勇気のいる行動です。
相手に迷惑かも、断られたら怖い、弱みを見せたくない…。
少なくとも私自身は、相手が家族であれ友人であれ、人に助けを求めるのが特に苦手です。
でもそれは、必ずしも相手に弱みを見せることではなく、人生を良くするための覚悟を示すこと
でもあるのかもしれません。
小さな行動が未来を変えることを、安青錦関は体現しています。
間違いや失敗を恐れず、挑戦し続ける
安青錦関のインタビューを見て驚くのは、その流暢な日本語です。
しかも、日本語学校へ通ったもののほとんど日常の中で身につけたとのこと。
秘訣を聞かれて、彼はこう答えます。
「間違えても恥ずかしいと思わず、いっぱい喋ること」
知らない言葉に出会うとすぐに「これは何という意味ですか?」と尋ね、その日のうちに3〜5回使ってみる。ただそれを地道に繰り返した、と。
また、取り組みで敗れた時の気持ちの切り替えについて記者団に聞かれた時も、
「今日負けても、明日また勝てば良い」とサラリと答えていました。
まさに、間違いや失敗を気にせず前に進む強さを感じます。
失敗する自分を許すということ
個人的な経験を振り返ると、「失敗したらどうしよう・・」という気持ちは、
概ね「失敗する自分が受け入れ難い、許せない」という感情に紐づいています。
失敗は成功のもと。
成功してもプラス、失敗しても次に活かせればプラス。
失敗した自分を責めるのではなく、失敗した自分を許し、次に活かすー
この姿勢こそ、私たちが日常で一番取り入れやすい“失敗を恐れない勇気”の正体なのかもしれません。
終わりに:40代こそ、動き出す力を取り戻そう
・困ったときに誰かに相談してみる
・間違えてもいいから、新しい行動を試してみる
安青錦関が逆境の突破口を開いた行動は、決して特別な人だけのものではありません。
今後のキャリアのこと、ローンのこと、子供の未来のこと、自分自身の老後のこと・・
40代になると、時間・体力・責任の面で若い頃よりも制限が増え、どうしても一歩を踏み出しづらくなります。でもだからこそ、今日何か一つだけでも行動できるとしたら、それは何だろう・・?
あなたなら、今日どんな行動を起こしますか?
私もまさに、チャレンジ中の身です。(このブログもその一つ)
新年には、新大関として新たな一歩を踏み出す安青錦関を応援しつつ、私も未来への種まきと思って、小さなアクションを一つずつ積み重ねていきたいと思います。
少し気が早いですが、来年も共に良い年にしていきましょう!


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