中国ドラマで学ぶミニ中国語|“没品”の意味とニュアンス

中国ドラマで学ぶ中国語

中国ドラマ『北上广依然相信爱情』を中国語字幕で視聴していると、
思わず「それどういう意味?」と気になる言葉に出会うことがあります。

そこでこの「中国ドラマで学ぶミニ中国語」シリーズでは、
知っているとストーリーやキャラクターの理解がぐっと深まりそうな言葉の意味や使い方、ニュアンスをメモしていきます。

今回のミニ中国語は “没品”。

一体どんな意味なのか、一緒に学習していきましょう!

(可能な限り調べて書いておりますが、プロの翻訳家ではないため、セリフの日本語訳は大意を捉えるための参考程度としていただければ幸いです。プロの翻訳家の方々を心から尊敬致します✨)

没品(méi pǐn)の意味と使い方|「品がない」「センスない」

没品(méi pǐn)で、「品がない」「下品」「センスがない」といった意味になります。

ここでいう“品”は、日本語の「品がある/ない」とかなり近い感覚で、

・言動に節度があるか
・人としてのスマートさがあるか
・美意識やセンスがあるか

といった、わりと広い意味を含んでいます。

そのため “没品” は単に「マナーが悪い」だけでなく、

👉「なんかダサい」
👉「感じ悪い」
👉「人としてちょっと残念」

といったニュアンスで使われることが多い言葉です。

ドラマでのセリフと温度感

この言葉が登場したのは、第3話。
部下に対して仕事について熱く語っている王茂を横目にボソっと呟いたこの一言でした。

没品。
méi pǐn.
品がない。

ストレートでなかなか強い一言ですが、
怒鳴るというよりは、呆れや軽蔑がにじむような言い方が印象的でした。
口調を加味して日本語訳をつけるとするなら、「ダサっ。」といったところでしょうか。

この一言だけで、

👉 相手を尊敬していない
👉 人としてちょっと見下している

という感情がしっかり伝わってきます。

言われたら辛い…😂

日本語と似てる?|中国語の“品”が持つニュアンスとは

この“没品”を理解するうえでカギになるのが「品(pǐn)」という字。

“品”はもともと、

・品格
・品位
・センス
・人としての質

といった意味を持つ言葉です。

例えば、

・有品
yǒu pǐn
(品がある/センスがいい)
→因みに、人気ドラマ”欢乐颂”の第1話のセリフで出てきました。

・没品味
méi pǐnwèi
(センスがない)

といった形でも使われます。

この「品」は、日本語と同じく、目に見えない“人となり”を評価する言葉なので、

👉 外見だけじゃなく
👉 話し方や振る舞い
👉 他人への接し方

なども含めて判断されるのがポイントです。

応用編

例えば、強調したいときは、

你也太没品了吧。
Nǐ yě tài méi pǐn le ba.
「さすがにそれは品がなさすぎでしょ。」

のように、“太”をつけることで、

👉「ちょっとどころじゃないよ?」
👉「さすがに引くわ…」

というニュアンスが加わります。

逆に軽く言うと、ツッコミっぽくも使えるので、
仲の良い関係だと少し冗談めかした言い方になることもあります。

まとめ

中国語の「没品」は、「品がない」「センスがない」といった意味の言葉です。

ドラマでこのセリフが登場したのは、職場の飲み会シーンでの一幕。
以前、独身連盟を相手に結婚について講演した真意を部下に訊かれた王茂が、「アフリカで靴を売る」という有名なビジネスの寓話を引き合いに説明するシーンでした。
テーブルの隅で黄依然がボソっと呟いたのが「没品」でした。

“品”という字には、人の振る舞いやセンス、内面の質といった広い意味が含まれているため、“没品”は単なるマナー違反以上に、「人としてどうなの?」というニュアンスを持つ言葉。短い言葉ですが、強烈な一言です。

没品、有品、両方セットで覚えて、ドラマのどんな関係性の中で使われているか是非注目してみてください!

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