中国ドラマで学ぶミニ中国語|好端端的(hǎo duān duān de)の意味とニュアンス

中国ドラマで学ぶ中国語

中国ドラマ『北上广依然相信爱情』を中国語字幕で視聴していると、思わず「それどういう意味?」と気になる表現に出会います。

そこでこの「中国ドラマで学ぶミニ中国語」シリーズでは、
知っているとストーリーやキャラクターの理解がぐっと深まりそうな言葉の意味や使い方、ニュアンスをメモしていきます。

今回のミニ中国語は第14話に登場した好端端的(hǎo duān duān de)

(可能な限り調べて書いておりますが、プロの翻訳家ではないため、セリフの日本語訳は大意を捉えるための参考程度としていただければ幸いです。プロの翻訳家の方々を心から尊敬致します✨)

① 好端端的(hǎo duān duān de)の意味

・何事もなく

・何の問題もなく

・普通に

・平気だったのに

という状態を表す口語表現です。

そして、この表現のあとには、話者にとって意外な出来事が続いて、

「本来は何の問題もない状態だったのに、どうして〜?!」というニュアンスで使われる事です。

例えば、

他好端端的,怎么住院了?
(元気だったのに、どうして入院したの?)

好端端的,你哭什么?
(何もないのに、なんで泣くの?)

好端端的,怎么生气了?
(さっきまで普通だったのに、なんで怒ったの?)


「好端端的」のあとには、話者にとって予想外の出来事や納得できない状況が続くことが多いんですね。

②ドラマでの好端端的(hǎo duān duān de)の使われ方💡

不倫相手と一緒になるため、夫の张凯文に電話で離婚を迫る妻の丽丽。
しばらくトーンダウンしていたのに突然離婚話を蒸し返してきた事に驚いた凯文のセリフです。

丽丽,这好端端的怎么又提起离婚的事来了?

Lìli, zhè hǎo duān duān de zěnme yòu tíqǐ líhūn de shì lái le?

”麗麗、今まで何事もなく暮らしてきたのに、どうしてまた離婚の話なんか持ち出すんだ?”

ここでの 好端端的 は、「今まで普通だったじゃないか」、「何も問題なく過ごしていたのに」という気持ちを表しています。

「なんでそうなるの?!」と、動揺する気持ちと共に出てくる表現と言えそうです。

③ネイティブは「好好的」もよく使う

北京在住のネイティブの友人(北方出身)に聞いたところ、「好端端的」は南方の人がよく使うイメージで、ドラマでもよく耳にするけど、自分は普段は「好好的」の方をよく使うよ!

とのことでした。こういうところでも北と南と、違いが出てくるんですね!面白い!

言われて見れば、凯文は北京の出身ではないんですよね。
出身地の設定から、あえて「好端端的」が使われたのかもしれません。

 ④まとめ

好端端的 は、「何事もなかったのに」「普通だったのに」という元の状態を示しつつ、突然起きた出来事への驚きや戸惑いを伝える口語表現です。

日常会話でも、「好好的」と並んで「急にどうしたの?」「なんでそんな話になるの?」という場面で使われている表現です。

一度学んだら、さりげない表現ではありますが、知らずに文字だけを見たり、音だけを聞いたりするとどういう意味か迷いそうな表現だと感じ、ご紹介しました。

好端端的/好好的の後に登場する出来事が、話し手の感情を揺さぶる重要な情報といえそうですね。

そして、ドラマではこうしたセリフにちょっとしたターニングポイントが隠れていたりしますので、注目して見ていく事でより話の展開を理解する助けになりそうです!

というわけで、次回も気になる言葉をご紹介します!

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